バドミントン ノウハウ

バドミントン 【第二回】スピンサーブ講座【Kサーブ】

2020年11月1日

 
こんにちは。
元バドミントンSJリーガーのばどチャンです。
 
バドミントンのスピンサーブについて解説していきます。
 

本記事の内容

・ルール上でも問題ないスピンサーブを理解できます
・スピンサーブの打ち方が分かります
・スピンサーブを打つことのメリット、デメリットを理解できます。
今話題となっているスピンサーブを是非習得してみてください。
 

バドミントンのスピンサーブとは

スピンサーブはシャトルに回転がかかることにより、シャトルがスピンしながら飛んでいくサーブです。
 
最近ではトップ選手の中でも使用する選手が出てきたことで、興味を引くサーブになりました。
 
スピンサーブには3種類あります。
 
 
1. シャトルの羽を切って打つサーブ
 
2. シャトル自体に回転をかけて打つサーブ(リバーススピニンングサービス)
 
3. シャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つサーブ

 

サーバーはラケットで最初に打つのはシャトルのコルク部分とする。
 
というルールがありますので、
 

 
1. シャトルの羽を切って打つサーブ
 
2. シャトル自体に回転をかけて打つサーブ(リバーススピニンングサービス)
 
3. シャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つサーブ
 
1のサーブはNGになります。
※ フェザーヒッティングというフォルト
 
他2つについてはルール上認められているサーブです。
※国際審判員の方へ確認をしました。
 
第二回では
 

 
1. シャトルの羽を切って打つサーブ
 
2. シャトル自体に回転をかけて打つサーブ(リバーススピニンングサービス)
 
3. シャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つサーブ
 
 
について解説していきます。
 
このサーブはインドネシアのケビンスカムルジョ選手が使用していることで有名になったサーブです。
 
ケビン選手のスピンサーブをみていきましょう。
 
 
シャトルのコルクをストリングエリアで切ることでシャトルに回転がかかり、スピンしていることが分かります。
 

スピンサーブの打ち方

 

シャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つスピンサーブについて解説していきます。
 
バドミントン 【第一回】スピンサーブ講座で解説したリバーススピニングサービスと比較すると回転は弱いですが、世界トップ選手も使用するサーブですので効果が高いといえるでしょう。
 

持ち方

持ち方はこう
 
普通ですね。
 
 

打ち方

 
このサーブではコルクのどの位置を打つかが非常に重要です。
 
右利き選手の場合で解説していきます。
コルクのこの位置を切ります。
 
 
ラケットのスイングは左から右に
『逆アイーン』する感じで打ってみてください。笑
 
コルクの左側を左から右へしっかり切る
 
これだけですがこれが非常に重要です。
 

スピンサーブのメリットとデメリット

 
シャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つスピンサーブを打つことのメリット、デメリットです。
 

メリット

 
・相手の打てる球を制限させる事ができる
・サーブだけで得点できる可能性が高い

 
 

デメリット

 
・習得できないまま打つとリスクが高い
・スポーツマンシップに則るという意味では反する意見もある
・サーブなので簡単にできると思い、出来なかったら諦める人が多い

 
 
 
コツをかなり掴まなければ、強い回転をかけることやコントロールも難しいサーブと感じます。
 
個人的には、同じスピンサーブという意味では第一回で紹介したリバーススピニングサーブの方が圧倒的に強力だと思います。
 

スピンサーブのまとめ

 
この記事ではシャトルのコルクをストリングエリアで回転をかけて打つスピンサーブについて解説させて頂きました。
 
 
世界トップ選手も使用しているので、いい参考例や動画も豊富にあり、習得できるチャンスは大いにあります。
日本のSJリーガーでも使用している選手が数名います。
 
実際に練習してみながら、どういう打ち方をしているのか自分自身で研究してみるのもいいかもしれません。
 
ただ、スピンサーブにこだわりすぎるのではなく、まずは浮かずにタイミングを外すサーブを身に着けるべきと考えます。
 
サーブはラリーが始まる一番初めの球です。
特にダブルスにおいては、今回ご紹介したスピンサーブのみならず、サーブ感覚を養うためにサーブ練習が重要と考えます。
 
サーブ練習は地味でつまらない練習かもしれませんが、息抜きの中でも楽しみながらスピンサーブも是非試してみてくださいね。
 
 
 
 

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