こんにちは。
元バドミントンSJリーガーのばどチャンです。
こんなことありませんか?
試合会場の風が強いケース
困った子
・風が強すぎて打ちにくい。
・全然コントロールできない。
・パニックになってしまう。
・全然コントロールできない。
・パニックになってしまう。
こんな悩みを解決します。
バドミントン 試合会場の風が強い時の対策
バドミントンの大会では、規模が大きくなっていくごとに会場も大きくなることも多いです。
中には強い風が吹いていて、プレーに影響が出てくるケースも少なくありません。
そんな風への対策は事前準備が大切です。
すぐにできる事前準備をご紹介します。
風の状況を把握する
試合が入る前の練習でどういった風の吹き方なのか、事前に確認することができます。
(あるいはすでに試合が終わった人に聞いたり)
風が横風なのか
前後なのか
斜めなのか
飛ぶ方、飛ばない方はどちらからか
まずは風がどういう風に吹いているのか、自分自身で把握することが大切です。
トップ選手の会話でよくあります。
A 風どんな感じ?
B 壁側のコートからめちゃくちゃ飛ぶよ
この情報だけで、コートの取り方や前略も十分に考えることができます。
試合に入って風に動揺するのではなく、事前に情報を把握してある程度イメージしておくことが大切です。
何事も事前準備が大切。
まず入れる
頭の中である程度把握してるとは言え、実際にコートに入ると緊張したり、想像と違っていたりすることもあります。
出だしからコースをねらうのではなく、ネット前もネットギリギリを狙うのではなく、まずは浮かないように入れましょう。
真ん中でも大丈夫です。
浮いていなければ決められません。
無理矢理打たない
ある程度の感覚が掴めるまでは、無理矢理打つのは避けた方がいいと考えます。
風が強すぎる場合、一度も無理矢理打たない試合もあります。
無理矢理打つということは、普段と違った状況でシャトルを打つことになりますので、さらにシャトルをコントロールすることが難しくなるからです。
いい体制で打てるときにコースを狙ったり、強い球を打つ。
シンプルですがミスを減らす大切な戦法です。
焦って打たない
風が強いと焦って打ってしまいがちですが、逆にあまい返球やミスに繋がります。
風が強いのはお互い同じ条件ということを頭に置き、逆に相手に焦らせることができるようにすることも大切です。
特にロブです。
風が強いと風の影響を受けやすい、ロブやクリアーは打つことが怖くなり、中途半端な球になりがちです。
風が強いのですから、高く奥まで打てば相手も嫌です。
いい状態で打てない時は、高く上に打つことを意識しましょう。
普段から気をつけること
普段練習している環境と違う環境での試合は、いつも通りのプレーを発揮させることが難しいですよね。
私がやっていたことは
違う環境での練習も取り入れる
普段の練習だけでなく、違う体育館や風の強い体育館でやったりしていました。
トップで色々な会場で試合経験を積んでいくまでは、なかなか自分の練習環境以外でバドミントンをすることが少ないと思います。
大会が予定されている会場で練習してみたり、スポーツセンターの体育館で練習してみたりと色々な環境でバドミントンをすることが大切だと思います。
風だけでなく体育館の大小でも全然違います。
小さい体育館ではシャトルが早く感じますので、大きい展開は少なくなりますし、大きい体育館ではシャトルが遅く感じるので、速い展開が減ることが多いです。
そういったことに意識的にでも気付くことが大切だと考えます。
まとめ
バドミントンの大会で、風が強い時の対策について解説させて頂きました。
せっかくの大会で、負けた原因が
風が強かったから実力を発揮できなかった
という理由になるのは、自分自身でも悔いが残りますよね。
風に対応するための対策もバドミントンの実力のうちの一つです。
その知識があるかないかで勝敗にも影響することもあります。
是非参考にしてみてくださいね。