こんにちは、元バドミントンSJリーガーのばどチャンです。
何をどのくらい打てばいいの?
こんな疑問にお答えします。
この記事の内容
- 基礎打ちの順番、長さについて
- 実業団、海外の基礎打ちについて紹介
バドミントン 基礎打ちの順番、長さについて
バドミントンの練習ではゲームやパターン、ノック練習に入る前に基礎打ちしますね。
基礎打ちって何をどのくらいの時間やれば良いか、
皆さん個人や各チームごとそれぞれだと思います。
ただ、基礎打ちはとても大切で、基礎打ちを疎かに考える選手の上達は厳しいものになってくるのではないかと思います。
桃田選手はチームのどの選手よりも基礎打ちから集中して取り組んでいる
とよく耳にします。
次項より実業団で多い基礎打ちの順番、海外の基礎打ち等、トップ選手の基礎打ちの取り組みについて紹介します。
実業団、海外での基礎打ち
実業団で多い基礎打ちは?
私の所属していた実業団は以下の順番で基礎打ちを15分行っていました。
- ドライブ
- カット
- カット交互
- プッシュ
- クリアー
- スマッシュ
- ヘアピン
- 前、後ろなし(チャリチャリ)
初めは上から打つショットからという実業団もありました。
理由は体育館の高さの感覚を1番初めに掴むためにだそうです。
たしかに。。
私は実業団時代は特に順番は意識することなくやっていましたね。
基礎打ちの順番や時間はどこも様々ということです。
海外で多い基礎打ちは?
続いて海外ではどのような基礎打ちをしていたか紹介します。
インドネシア、マレーシア
初めから半面フリーのような基礎打ちを行っていました。
気候が温暖なのである程度身体も暖まっているのでしょう。
確かに試合前の練習って時間も短く、こんな感じなので試合と同じ状況を作り出す意味でも良いと感じます。
ただ、いきなり体育館に着いてからいきなりではなく、ストレッチ、軽めにアップをしてから行っていました。
中国、韓国
中国、韓国はだいぶ日本に近しいものを感じました。
ほとんど日本同様の基礎打ちを行なっていました。
時間も約10-15分で同様です。
世界でも色々とばらつきはありますね。
ばどチャンの基礎打ち
最後に参考程度にばどチャンの基礎打ちについて紹介します。
まず前提として多くの方は実業団選手のようにしっかりアップして、
しっかり基礎打ちする時間がとれないですよね。
私も実業団引退後のバドミントンはなかなか時間をとった練習が厳しい為、基礎打ちの流れが大きく変わりました。
時間制限ある中でどう基礎打ちをするか?
こういった面も考えておこなっています。
基本的に私は長い基礎打ちはしません。
理由は以下
・長い基礎打ちをする時間がない
・試合当日は長い基礎打ちができない
軽くアップを行ってから、5-10分で
- ドライブ
- カット交互
- クリアー
- スマッシュ
- 半面フリー
日本スタイルとインドネシア、マレーシアスタイルをどちらも取り入れたような取り組みをしています。
そして基礎打ち中に意識することは
・ミスをしない
・球の精度を意識する
簡単ですがこの2つです。
また、軽くアップと書きましたが、走るのではなくダイナミックストレッチを取り入れてアップをしています。
これはかなりおススメです。
アップ(ダイナミックストレッチ)からの短めの基礎打ちとフリーでしっかりと体を動かす。
時間に余裕がない方は試しにでも実践してみて頂けたらと思います。
まとめ
基礎打ちに正解はありません
基礎打ちをどうこうするかより大切なのは、
基礎打ちを基礎打ちだと思って取り組むのか
強くなる為の練習と考え本気で取り組むのか
それに尽きると思います。
そして自分の身体がいかに良い状態を短い時間で作り出せるのか、試行錯誤して自分スタイルを見つけることが大切だと思います。
これは試合当日のアップ方法にも繋がりますので、その点も意識してみてください。
特に普段と試合のアップ方法が極端に異なる方は注意です。
参考にして頂ければ幸いです。
では今回は以上です。