バドミントン ノウハウ

バドミントン ラケットの持ち方【固定概念は捨てよう】

2020年10月24日

 
こんにちは。
元バドミントンSJリーガーのばどチャンです。
 
バドミントンを始めた初級者~中級者でも、ラケットが正しく持てず悩んでいる方が多いような気がします。
 
 
困った子
・正しい持ち方が知りたい。
・この持ち方だとこっちに打てない。
・毎回注意されるけど、なおすのが難しい。
 
 
こんな方の悩みを解決します。
 

バドミントンの正しいラケットの持ち方

 
皆さんはどういったラケットの持ち方ですか?
 
もしかしたら、教えてくれるコーチによりけりみたいなところもあるかもしれません。
 
ある程度の指標はあるものの、人それぞれだと思います。
 
 
結論から述べます。
 
正しい持ち方はない。

ただし、『何を打つか』『どこで打つか』でこう持ったら打ちやすいという指標はある。
 
 
トップ選手でも持ち方は多少なりとも人それぞれです。
 
手の大きさも違えば、グリップの太さも違うので当然ですよね。
 
正しくこう持たないといけない、という持ち方はないと思います。
 
 
しかし、各ショットを打つ上で『こう持った方が打ちやすい』という持ち方はあります。
 
その為、ラリーの中でラケットの持ち方は微妙に変化していきます。
 
もちろんラケットを持つ位置も変化しています。
 
 
例えばバックとフォアは持ち方が違いますよね?
 
それはバックで打ちやすい持ち方と、フォアで打ちやすい持ち方があるからです。
 
『常に正しいラケットの持ち方は定まっていない』ということです。
 
とは言え、このショットを打つ時はこう持ったら打ちやすいという持ち方はありますので、次項より解説します。
 

場面ごとのラケットの持ち方

 
フォアハンド
 
 
バックハンド
 
 
ハイバック
 
 
このように親指の位置が変化します。
また、同じバックハンドでもハイバックの持ち方は変えています。
 
私の場合グリップの六角形の細い部分に親指を当てます。
 
 
他にも
 
内側へのカット
 
 
 
外側へのカット(リバースカット)
 
 
内側へのカットはイースタングリップ
外側へのカットはウエスタングリップ
 
での持ち方が打ちやすいと思います。
 
私も打つ時に微妙に持ち方が変化しています。
 
 
また、前でプッシュを打つときは少し短めに持ったほうが打ちやすくなるので、持ち方だけでなく持つ位置も変化しますよね。
 
このように、何を打つかで打ちやすい持ち方や持つ位置があります。
 
これもある程度は同じだと思いますが、微妙な持ち方や位置は人それぞれかと思います。
 
相手のショットを待っている場面など基本的な持ち方は、私の場合はこうです。
 
 
ショットを待っている時も相手が強い球を打ってきそうと判断したら、また持ち方は変わってきます。
 

まとめ

 
恐らくバドミントンを始めた時に一番初めに習うであろう、ラケットの持ち方ですが奥が深いですね。
 
人それぞれ微妙に持ち方は異なっていますが、何を打つか、どこで打つかで打ちやすい持ち方は、ある程度あると考えます。
 
人それぞれとは言えど、持ち方に悩んでいる方は常にウエスタングリップなど、ずっと同じ持ち方で打ち続ける方が多い気がします。
 
ずっと同じ持ち方で打ち続けると、打てるショットと打ちにくいショットが出てきます
 
ウエスタングリップはリバース気味のショットは打ちやすいですが、内側に切るカットは体の構造的に打ちにくいと思います。
 
『教えてもらった正しいと考える持ち方ですべて打ち続ける』
 
👆 この考えを捨ててみましょう。
 
 
各ショットごとに打ちやすい持ち方がありますので、常に同じ持ち方でラリーを続ける概念は捨てるべきと思います。
 
一番大切なのは持ち方よりも、自分の打ちたいところへ、いかに相手に予測されず正確に打つことができるかです。
 
それが出来ない持ち方なのであれば、改善する必要がありますし、出来るのであればそれがその人にとって正しい持ち方と言えるのではないでしょうか。
 
バドミントンだけでありませんが、人それぞれ全て異なるのですから、正解はないと思います。
 
色々な持ち方で、各場面ごとに使いこなせるようにチャレンジしていきましょう!
 
 

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